考えてみた。
言葉に出来ない事を伝える事が作曲家の使命だと思う。
人と人とのつながりに
運命の赤い糸というものが存在するとすれば、
それはもう言葉であって説明なんていらないし
すればシラケる。
僕がやらなければいけない事は
目には見えなくて
口では表せない
でも頭ではわかる、本能みたいなモノ
だからわからない人に届ける義務なんて無い。
僕は教育者じゃない。
わかる人に届けなきゃいけない義務はある。
僕は表現者だから。
誰かと話をしている時
喉元まで出掛かった言葉を思い出そうと
必死に脳内検索するけどなかなか出てこなくて
なんだか気持ち悪くなったりする。
きっとそれは自分がどうしても
届けたいという思いがあって
発信しようと努力するだろう。
幾億ある自分の引き出しから
取り出せたセンテンスを
包装紙なんかに包まず手渡して
相手に「ああ!それだ!」
って心の底から思ってほしい。
僕が伝えたい「それ」にはまだ言葉がないから
作るしかない。
ただそれだけ
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