2013年7月26日金曜日

わが闇

ナイロン100℃の40回記念公演を観に行った。
なんと言うか


本当に面白いものを観た。


主演女優の犬山イヌコさんは
アニメ「ポケットモンスター」のニャースの声優だったり
「みどりのマキバオー」のマキバオーの声優だったり
僕にとってすごく馴染み深い役者さんだった。

すごくミーハーな気分になるんですけど
大倉孝二さんが印象的だった。

圧倒的だった。
視覚効果はメディア・アートに特化した
プロジェクターの使い方だったり
照明は舞台の広さを十分に活かしたものであった。

音響にしても、やられた
と感じた部分がかなり見受けられた。



あぁ、プロだな。
って初めて観劇して思えた。
もちろん役者だけでなく、見えるモノ全てが。


何かを創る時に代価が必要となるなら
それは情熱だ、と改めて思う。


燃えないモノ集めに時間は費やしてられない。

2013年7月21日日曜日

60歳の新たな住人

雨柳堂に新たな住人が来ました。
名前はノーティ(近々改名の予定あり)



とりあえずツァラトゥストラと呼ばれる。
基本シカトされます。

犬なのに
撫でられるのを拒否する。
近づくと離れる。
離れると近づく。
何だかすごく猫っぽい子です。
これから慣れていくといいですね。


やないの客演先の公演を観に行った。

多くの人が言ってるけど
やないは良くやってた。
ツッコミどころが多すぎて
もう何やら。

楽しみな団体が次に同じ会場を使うので
この次には得るものがある観劇をしたいですね。





やっぱり犬派。

2013年7月20日土曜日

大事な事は最後に

・キャッチ
諸事情により明日、僕が住んでいる家
『雨柳堂』に犬が来ます。

ジャックラッセルテリア 10歳
名前は聞いていない。



・わりとどうでもいい事
今の制作環境はこんな感じです。
住家の名義の方からテレビを借りてでっかいスクリーンで作業出来とります。
モニタースピーカーも少しランクを上げてみました。
何より無理矢理購入したMac Book Airが本当に頼もしい。



・大事な事
この前大学の先生から連絡が来て
卒業制作で制作した作品をICAF(Inter College Animation Festival)
という大会に出展したいとの事だった。


東京・北海道・石川・京都・愛知で
放映される様です。入場無料ですって。

ICAF公式サイト
http://www.icaf.info/

2013年7月18日木曜日

止まってしまおうとも

馬鹿だ。
愚かだ。
無知だ。
阿呆だ。
能天気だ。
間抜けだ。
軽薄だ。
のろまだ。
とんちんかんだ。
単細胞。





それでも夢を見ていよう。

2013年7月16日火曜日

「そこにいるポリバケツの様な鼻の形をした人は誰ですか?」「それは私の妻です。」

自分が住んでいる所って意外と
インターナショナルな人々が住んでいて

アイルランド旅行した時に
すごく思ったのだけど
「あぁ、日常レベルでも英語話せたらどれだけ世界は広がるんだろう」
と改めて感じる。


別に勉強してこなかった訳ではないけど
損してるよな、としみじみ思う。


だから、積極的に話すわけですよ。

そうしたらボロもでるわけで


「A Japanese style eats SUSHI  for some fingers.」
と言ったら爆笑。
「HA-HA…OK!! I'll try it!」
まぁそうだよね。
直訳したら

「日本では、指の為に寿司を食べます。」
だもん。

byだよバカと思い返す3分前の発言。




ある意味世界は広がったのかもしれない。

2013年7月14日日曜日

本当に面白いものとは

何ぞや。
と。


そういえば、今年は
「千年猛暑」とか言われているらしいですね。
ボカロのタイトルにありそうな気がしたのは僕だけではないはず。


僕は今シェアハウスしています。
その人は役者をやっていて、話の折
そんな話をした。


僕らは、お客様に面白いと思ってもらえるモノを提供する。
出来る事は違えど。


そんな事は当たり前の事であるけれど
当たり前のパターンやプロセスなんてものは無い。


だから、自分がやってる事をジャンル分けする事は
きっと表現からの逃げなんだ。




泣けるモノを創る人がいたとして
それをいつもバラエティばかり観る人に観てもらい
「全然面白くなかった。」と言われたとする。

創り手が「あいつには、俺の創るジャンルが合わない。」
そう言うのは簡単だろう。


でも、普段バラエティが好きな人は本当に
それしか観ないのか。聴かないのか。

ジブリ好きはジブリしか観ないのか。

お客様はそんなに単純じゃない。
色んなモノに魅かれるし、興味を持つ。



我慢させてはいけない。


最近感じるのは、創り手も
我慢してはいけないなと思う。



ワクワクするような事していたいですね。

2013年7月11日木曜日

額縁をいくらキレイにした所で

先日近所の本屋で

杉山恒太郎著
「クリエイティブマインド~つくるチカラを引き出す40の言葉たち~」
を吸い寄せられるように手に取った。

今ではこれを読んだ事が
ブログを書くきっかけのひとつとなった。


「カンタンにいうと、どういうこと?」


この言葉は
大学時代からずっと僕が創る時の悩みでした。


伝えたい事はたくさんあっても
一番大事な所はシンプルじゃなきゃ
結局伝わらない。

というか、全部はわがままだろ。

と。


"Simple is the best"とはよく言ったものだ。
建築家が言った言葉らしい。



僕の友人の多くは、今年から広告業界で働いている。
デザイナーだったり、コピーライターだったり様々だけど


本当にその仕事を楽しんでやっているんだろうなと
どこか誇らしげに思う。


自分が何をやりたいのかを本当に知っていて
実現できる人は、かっこいいと思う。


つってね。



以下
著者プロフィール

杉山 恒太郎
株式会社電通 顧問
現在、株式会社ライトパブリシティ代表取締役副社長
CMプランナー、クリエイティブディレクター
代表作品:小学館「ピッカピカの一年生」
     セブン-イレブン「セブンイレブンいい気分」等

2013年7月10日水曜日

でも私たち愛してくれとは言わないよ

演劇ユニット白米少女のワークショップの前に
会議を行った。

小さなコミュニティでしか考えられていないなと
自分を省みる。
生きている時間をどれだけ死なせてしまっているのかと考える。


ふと
ピクミンの「愛のうた」が頭に浮かんだ。

♪引っこ抜か〜れて〜
 闘〜って
 食べ〜られて〜

初めて友達の家でピクミンした時は
ピクミン食べられまくってたな。

彼らが犠牲となり、敵を倒して
そいつを栄養として、次々と生成されていく彼らをまた従えて
次々と犠牲にしていってた。そんな繰り返し。

まぁゲームだからやり直し効いちゃうんだけどさ。
あ、別にピクミン自体をディスってる訳じゃないですよ。


時間はさ、いくら犠牲にしても増えてはくれないんだよね。
生きてる時間をどれだけ生かせられるかなんだなと。




そういえば6月に行われた
白米少女の公演は、キャパの問題が大きく影響して
あまり宣伝していませんでした。


次回公演は9月に行います。
詳細は決定次第書き込んでいきますね。


6月公演の『雨と四月に降る光』
YOUTUBEに動画をアップロードしてますので
観に来れなかった方は是非ご覧下さい。

ちなみに、動画制作は谷口が担当しました。




2013年7月8日月曜日

進撃の回転寿司

四月になってからいつもお世話になっている人の
下で働いていた。
しかし、個人的な悩みもあり
約1ヶ月でシフトから名前を消してもらった。

さすがに生活が苦しくなり
再び紹介をしてもらい
今月からは回転寿司屋で働かせてもらっている。

働いてる人は60歳超えた職人?気質の人ばかりなのに
仕事は体たらく。


「若いんだから俺たちが楽になるように働いてくれ。」


そんな発言をされて
モノ作る人がこれ言ったらもうお仕舞いだなと思った。

あなたが手に職として積み上げて来た長い年月を
たかだか大学卒業してすぐの僕が上回ったとして
悔しくないのかと思う。

僕が作曲をするきっかけをくれた人は
一昨年
「命ある限り曲を作っていきたい。僕に与えられた天職だから。」
と言った。
すぎやまこういち 御歳82歳


待ってろとは言わない。
追い抜くから。

競馬でも差し馬が好きです。
ナリタブライアン最高。
将来は馬主という野望も捨てきれない。



まぁ話を少し戻して

その寿司屋は当然U-SEN引っ張ってて
人気J-POPメドレーのチャンネルを流してる。
寿司屋なのに。

メドレーと言っても恐ろしい頻度で
進撃の巨人OP曲
『紅蓮の弓矢』が流れてくる。
寿司屋なのに。


本マグロでも駆逐するんですかね。

「いらっしゃいま…イェーガー!!」

2013年7月6日土曜日

Square Soundブログ開設しました。

フリーランスのサウンドクリエイターとしての生き方について
考えてみた。

言葉に出来ない事を伝える事が作曲家の使命だと思う。

人と人とのつながりに
運命の赤い糸というものが存在するとすれば、
それはもう言葉であって説明なんていらないし
すればシラケる。

僕がやらなければいけない事は
目には見えなくて
口では表せない
でも頭ではわかる、本能みたいなモノ
だからわからない人に届ける義務なんて無い。
僕は教育者じゃない。
わかる人に届けなきゃいけない義務はある。
僕は表現者だから。



誰かと話をしている時
喉元まで出掛かった言葉を思い出そうと
必死に脳内検索するけどなかなか出てこなくて
なんだか気持ち悪くなったりする。

きっとそれは自分がどうしても
届けたいという思いがあって
発信しようと努力するだろう。


幾億ある自分の引き出しから
取り出せたセンテンスを
包装紙なんかに包まず手渡して

相手に「ああ!それだ!」
って心の底から思ってほしい。

僕が伝えたい「それ」にはまだ言葉がないから
作るしかない。


ただそれだけ